張りのなさやたるみの原因は血流と静脈にあった

たるみを機にする女性

張りのなさやたるみの原因は?

40代50代の7割以上もの女性が、顔の肌の血流の悪さを感じています。なかでも自覚症状のトップに挙がるのは、くすみや血色のなさなど、顔色の悪さ。

血流が低下すると、血色による赤みが減る分、肌の黄みが強く現れます。同時に、本来血液とともに排出されるべき老廃物が肌内に停滞するので、メラニンなど黒い色素が残留しがちです。

肌色を構成する色のうち、赤が減り、黄と黒が増すので、全体としてくすんだ肌色になります。色だけでなく、ハリや潤い、キメの細かさなど「肌の質」にも血流は影響を及ぼします。

肌細胞を含めた体のあらゆる組織は、血液によって運ばれる酸素や栄養分、熱によって代謝を行っています。このため、血流の悪い部分は新陳代謝が悪く、ハリのなさやたるみなどの目立つ、生気の欠けた肌になります。

さらに血流の滞りは、むくみやたるみなど、顔のフォルムの変化にもつながります。血管というとゴム管のようなものをイメージしがちですが、末端の毛細血管は、例えるなら薄い和紙のようなもの。絶えず小さなすき間から水分をにじみ出させて栄養分を肌細胞へ送り、逆に老廃物を吸収する、という働きを行っています。

血流が悪いということは、細胞からの水分回収が滞るということです。そして、むくんだ部分は、重力の影響を受け、たるみにつながります。

静脈の劣化が血流悪化を引き起こす

特に、加齢とともに低下するのが、老廃物や水分を回収して元へ戻す「静脈血」の流れ。

静脈は、主にまわりの筋肉のポンプ作用によって流れているので、加齢による筋力の低下が血流悪化に結びつきやすいのです。とはいえ、静脈は肌表面に近いところを流れているため、セルフケアによって流れを促進できる、という特徴もあります。

血管に沿って体表をさすることで、流れを促進することができます。意識的なケアによって、加齢による血流の悪さは、かなり改善することができます。

肌を温めると毛細血管が拡張し、冷やすと収縮します。その刺激を繰り返すだけでも、血流が良くなります